早期退職ブログ

早期退職後の暮らし。

売却への道⑦〜売れた!〜

ついに恵比寿のマンションの買い手が決まりました。昨日、無事に契約が済み、引き渡しは来年2月末(数週間早まるかも)となっております。

6月中旬に売り出しスタートして、売れるまで5カ月かかったことになります。

 

実際にうちのマンションまで内見に来た方は7組でした。オレは10組ぐらいは覚悟してたので、まあまあ良い頃合です。

 

当初の売り出し価格は、不動産屋に「慌てて売る必要がないんでしたら、最初の3ヶ月は、ダメもとでチャレンジ価格でいってみましょう!」とそそのかされて、不動産屋の見積もり価格に500万上乗せした値段でした。

オレ的にはかなり強欲な感じだなあと思ってたんだけど、「いま、恵比寿、キテますから!」という不動産屋の言葉に乗ってみたのです。

 

でも、オレの感覚だと、うちを売り出した直後に恵比寿マンションはピークを微妙に越えてしまった気がしてました。

実際、その価格で内見に来たのは2組だけで、しかもお会いした感じだと、まだ本気でマンション購入を考えてないような人でした。

なんと言うか、物件を探し始めたばかりで、これぐらいの価格だと実物はどれぐらいなのかしら、というのをチェックしてる風でした。

 

その後、価格を200万下げたら4組見に来て、誰もが「このマンションは素晴らしい!」つって帰って行ったんだけど決まりませんでした。

不動産屋によると、やはり彼らの予算を越えていたようです。

 

だったら、ということで、10月下旬から価格を当初見積もりの金額に戻したところ、すぐに30歳の新婚夫婦が内見に来て、その夜には「かなり本気で検討している」という連絡があったのです。

それから1週間ほどで、彼らのローン審査が通り、昨日の契約にこぎ着けたという流れです。

 

まあ、500万上乗せした金額で売れてたら濡れ手に粟だったんだけど、オレはすでにうちの会社が初めて実施した早期退職制度に乗ったおかげて退職金をかなり上乗せしてもらってて、上司から「濡れ手に粟野郎」とからかわれてたので、そんな事が2回もあったら、その後の人生の運を使い果たしてしまうような気がするので、これで良かったと思います。

しかも、この価格でも、2年前に見積もりしてもらった値段より1500万も高く売れたんだし。

 

買ってくれた新婚さんは、とてもいい感じの夫婦です。

今は旦那さんが独身時代から借りてる都内のマンションに住んでるそうですが、やはり手狭なため、奥さんとしては一日も早くこちらに引っ越してきたいと仰ってくれてます。この部屋で暮らしてる夢も見たそうです。

この人たちなら、オレが20年住んできたこの部屋を大切に使ってくれそうなので、安心だし嬉しいです。

 

買い手が決まったので、いよいよ恵比寿暮らしも最終カウントダウンです。

恵比寿で行ってみたい店もまだいくつかあるので、今のうちに行っておかなくちゃ。

ベランダでタバコを吸いながら眺めるこの景色も、あと3カ月ほどです。

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