「その後①」
土曜日の夜に停電したけど、翌日、日曜のお昼に電気が復旧しました。
少なくとも日曜は丸一日ダメだと思ってたので、迅速に作業してくれた東電の人には大感謝です。
で、今回、うちは、わずか16時間ほどの停電で、もっと大変な被害に遭った方々に比べたら屁のようなものです。
それでも感じたことがあるので、自分の記憶に留めておくために、書いておきます。
幸いだったのは、暑くもなく寒くもない季節だったことです。エアコンや扇風機は必要なかったからね。
食糧はそこそこ備蓄があったし、テレビ見れなくてもラジオがあるから情報はどうにか入手出来た。まあ、スマホの充電が減っていくのは怖かったけど。
でも、暑さ寒さの厳しい時期だったら、冷暖房が使えないとなかなかツライものがあったろうなと思います。
あと、マンションの場合、停電すると水が使えなくなるというのは、実感として勉強になりました。我が家は、飲料水の備蓄はあったけど、生活用水もないと不便です。
幸い、停電になる直前に奥さんがお風呂に入ってて、「あー、なんだか台風すごくなってきたから、なんとなくお風呂のお湯を流さないでおくわ」と、かなり適当な感じで水を残しておいたのが大ファインプレーでした。
このお風呂の水がなければ、トイレも流せなかったし、体も拭けなかったし、ちょっと手を洗うことも出来なかったです。こーゆーのに飲料水を使うのは勿体ですから。
なので、今後は、お風呂に水を溜めておく事は必須です。
「その後②」
昨日、有明のガン研病院に行ってきました。
お袋は5年ほど前に喉のポリープを取ったのですが、その際、肺に小さなガンが見つかりました。
その時はお袋が「もうこれ以上手術をやりたくない。このまま死んだら、それも仕方ない」と言うので、主治医と相談して、「まだガンが小さいし、ちょっとこのまま様子を見よう」ということになりました。
以降、年に二回、CTを撮って、ガンの進行具合をチェックしてきましたが、去年の秋に先生が「全く進行してないわけではないけど、最初の頃とほとんど変わっていない。これはこのまま行けちゃうかもしれない」と言ってくれて、「今後、CTは年に一回撮ればいい」ということになりました。
で、先週、1年ぶりにCTを撮り、昨日はその検査結果の報告を聞きに行ってきたのです。
結果として、「ガン周辺の血管が、ガンに吸い寄せられる傾向は見られるが、ガンそのものの大きさは去年と変わっていない」ということでした。
おそらく、歳を取ってガンの進行が遅いので、このペースなら、このガンよりもお袋の寿命の方が勝つのではないかと。
医者としては、たとえ小さくてもそこにガンがあるのだから手術で取ってしまいたい、という気持ちもあるようですが、ここは高齢のお袋の希望に沿っていくのがいいだろう、という判断をしてくれました。
つーワケで、来年10月のCTの予約をした後、日本橋三越で晴れ晴れした気持ちでお蕎麦を食べて帰ってきました。