もう、どうにも止まらなくなったリンダは、とうとうカッコいいオートバイのプラモデルを買ってしまいました。
↓タミヤの「ドゥカティ916」(1/12サイズ)です。(赤いけど、シャアとは関係ありません)
どうせあなたたち、「ドゥカティって何?」って感じでしょ?
うん、姉さんも知らない。イタリアの高級バイクらしいわよ。たぶん、フェラーリ的な?
ホンダやカワサキではなく、なんでこれを選んだかって言うと、ボディ(?)が赤一色だから、塗るのが簡単そうじゃない?
しかも、難しいエンジン部分が装甲板的なもの(カウルと言うらしい)で覆われてるから、エンジン作ったり塗るのが下手でも、最終的には隠せるってことなのよ!
いや、マジで、オレはオートバイの事は全然知らなくて、自分で乗ったことがあるのは、ホンダ・ディオという原チャリだけです。
20代の半ば頃、オレは三軒茶屋のアパートで一人暮らしをしてました。
会社(当時は新宿にあった)に行くのに三軒茶屋の駅から新玉川線(半蔵門線?)で市ヶ谷(訂正、九段下だ)まで行って、そんで都営新宿線に乗り換えてたんだけど、とにかく新玉川線が混むのよ。
新玉川線は、つくし野とか、青葉台とか、たまプラとかで、郊外のサラリーマンたちを大量に積み込んできてるから、三軒茶屋に着く頃には、乗り込む余地が無いぐらいの満員状態なの。
すでに乗ってる人たちも、「てめー、乗ってくんじゃねー!俺ら、すでに30分もこの状態で立ってるんだから、これ以上、ツライ思いをさせんな!」みたいに殺気立ってるワケ。
そこに無理やり乗り込むと、電車の中で、人と人に挟まれて、足が宙に浮いちゃうぐらい。大げさに言ってるんじゃないわよ、ホントの話よ。
だもんでオレは、「もうやだ、電車なんか乗りたくない」って思うようになり、「そうだ、原チャリで通勤しちゃえばラッシュなんて関係ないじゃない!」ってなったの。
そんで、ホンダのディオを買った、と、こーゆーワケ。
原チャリでも、バイクは楽しかったね。風を感じる?みたいな?つーか、国道246の排気ガスを感じる?みたいな?
てか、本来、会社に原チャリや車で通勤するのは認められてなかったけど。
↓ホンダ・ディオ。この型かわからんけど、黒いやつでした。
話をドゥカティに戻すわよ。
↓ほぼ中身まで作ったとこ。どうせカウルで隠れちゃうんだけど、エンジンとかも頑張って作りました。でも、塗装は適当。
写真で見えるか分からんけど、ブレーキのケーブルとかもちゃんと作った。
部品が小さくて、腕時計職人になったような気がしました。
↓そんなこんなでカウルも付けて完成。毎日、ちょっとづつ作ったから、2週間ぐらいかかりました。
イタリアンレッドという塗料で塗ったよ。艶かしい赤だよ。
↓前から。ホイールはゴールド。これはもっと濃くすべきでした。
実は、スピードメーターを付け忘れました。
気付いた時には、他の部品と干渉しちゃって、付けられなくなってたのです。
まあ、スピードメーターが無いなら、スピードなんて気にしないで走ればいいのさ。オレの走りに制限速度はないぜ。
あと、バックミラーとフロントウインカーも付いてません。
これは付けようとはしたんだけど、なんか、うまく付けられなさそうな構造だったから、無理に付けると失敗しそうな予感がしたのです。
なので、前だけ見て、後ろは見ずに走るのだ。
ウインカーもないけど、曲がる時は、手で合図するよ。
↓後ろから。後ろのウインカーはあります。
↓こないだ作ったスーパーカブと並んで。後ろの写真は恵比寿のマンションのベランダで遊ぶニャッコさん。
ホンダのスーパーカブもカッコいいけど、ドゥカティには敵わないね。
オートバイのプラモデル作りがすごく面白かったので、また作ることにします。
興味ある人はいないだろうけど、完成したら、また載せます。