茨城県を堪能した中高年男性は、千葉に宿泊することにした。
若い頃はディズニーや成田に行くことがあったが、会社を辞めてからは千葉県にはほとんど行ってない。(3年ほど前に、匝瑳市にある、猫さんがたくさん住んでる美術館に行ったくらい)
千葉県には、銚子とか勝浦とか柏とか野田とか、惹かれる場所があるのだが、運転疲れたし、田舎の景色に飽きたから、もうちょっと東京寄りの場所にしたい。
なので、幕張。
浦安はネズミがいるし、船橋だと、ほぼ東京の赤羽あたりと変わらないから、中高年男性のひとり旅という感じがしない。
幕張は「幕張新都心」などとエラそうな名前を名乗っているところが興味深い。
幕張には若い頃、メッセでやってたシステム系の展示会に何回か来たが、それ以来だ。もう15年以上ぶりってことになる。
幕張に着いた時にはすでに陽が沈みかけていた。なので、そのままホテルに入る。
↓今夜の宿はアパホテル&リゾート東京ベイ幕張だ。
都庁みたいだ。
それもそのはず、デザインド・バイ丹下健三だ。フジテレビ社屋も丹下健三だけど、やっぱ、どことなくロボットっぽいところが共通してるわよね。
もともと、ここはプリンスホテルだったが、アパが居抜きで買い取ったので、アパとは思えぬ立派さだ。
でも、料金は6000円弱。大浴場が3つあり、オンデマンドビデオも無料で見放題。
↓部屋は他のアパと変わらぬ広さだ。プリンス時代もこんな狭かったのかな。
↓部屋にアパ社長の本が置いてあるところは他のアパと同じ。
↓窓からは団地と駐車場ビュー。安い部屋だから仕方ない。
↓でも自分の車も見えて安心。
ホテルから繁華街まで歩いて行くには遠いので、大浴場に入って、あとは部屋で旅の疲れを癒そう。
↓晩ごはんもホテルのレストランで食べると高いから、ホテル内のローソンでカップ麺と缶詰め焼き鳥、水、お酒を買い込んできた。
缶詰め焼き鳥とウイスキーをチビチビやりながら無料オンデマンドを見ることにする。
若い頃なら100%エロビデオを見まくってたところだが、中高年男性は解脱してるから、そんなのは見ない。
「ヴェテラン」という元海兵隊のジジイたちが悪いやつらをやっつける映画と、「マークスマン」というリーアムニーソンがメキシコの麻薬カルテルをやっつける映画を見た。
どちらも痛快だが最後はホロリとさせる良い映画だった。
ホロリとしたら、ポロリもちょっと見たくなったので、エロビデオの予告動画を見た。
最近の熟女はヤバい。
でも、予告編を見ただけでやめたあたりは、さすが解脱者だ。
最近の熟女はヤバいということが分かっただけで、これからのオレの生き方に彩りを与えてくれる。
長距離運転して疲れたし、お酒も回ってきたので、早寝しよう。
明日は家に戻るが、そのまま帰るのは勿体無い。
どこに寄ろうかな。
続く。