早期退職ブログ

早期退職後の暮らし。

家映画「最近見た映画」7

最近はちょっと少なくなってきました。

たくさん見る時期もあれば、少なくなる時期もある。たくさん食べる時期もあれば、少ししか食べない時期もある。

モテた時代(中2と28歳頃)もあれば、モテない時代(上記以外の全ての期間)もある。

こうして、たゆたうように人生は流れて行くのです。

(映画の本数少ないけど、文章長いです)

 

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ロケットマン2019年

監督デクスターフレッチャー 出演ターロンエッガート

初見。エルトンジョンの伝記映画だから、「ボヘミアンラプソディ」みたいな感じかと思ってたら、意外にも部分的にミュージカル風な作りを取り入れてて驚きました。でも、エルトンジョンの生き方を描くには、とてもいい手法だと思いました。エルトンの存在って、ファンタジーだもんね。

しかし、「ボヘミアン」のフレディマーキュリーの時もそうだったけど、「僕はゲイかもしれない!」って気付いた時の描写って、見てるオレとしては、なんとも言えん切なさとおぞましさがあります。ゲイへの偏見なのかねえ。

ターロンエッガートが、本当にエルトンのように歌ってて、これもまた驚きました。(ところで、この主役の人の名前、タロンエジャトンって表記されてるのもあるけど、どれが正しいの?)

 

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英国王のスピーチ2010年

監督トムフーパー 出演コリンファース

初見。ヘンリー王子とメーガン妃の王室脱退騒動で、エドワード8世のことを思い出して、この映画を見ました。

エドワード8世は離婚歴のある女の人と結婚したいがために、王になってから僅か一年で退位してしまいました。そこで彼の弟、ジョージ6世(現在のエリザベス女王のお父さん)が王になるのですが、彼はひどい吃音(どもり)だったのです。でも、頑張って吃音を治して、イギリスがナチスと戦争をする時、国民に向けて素晴らしいスピーチをしたのでした。

それにしても、王室はすごいプレッシャーだね。ヘンリーとメーガンが逃げ出したくなるのも分かるよ。

 

1/20

明日に向かって撃て1969年

監督ジョージロイヒル 出演ポールニューマン、ロバートレッドフォード

監督と主演の2人は、この後、「スティング」でも一緒に映画を作ったので、いいチームだったみたいです。

西部劇時代の実在の銀行強盗、ブッチとサンダンスのお話し。いわゆる「アメリカンニューシネマ」と呼ばれる作品で、西部劇の体をとりながら青春物語です。

バートバカラックの「雨に濡れても」をバックに、ポールニューマンが自転車に乗るシーンと、ラストでボリビア警察に追い詰められた2人が「次はオーストラリアに行こうぜ」なんて言いながら、銃弾の嵐の中に飛び出していくシーンは、本当に映画史に残る名シーンだと思います。

 

1/21

「スノーロワイヤル」2019年

監督ハンスペテルモランド 出演リーアムニーソン

初見。町から表彰されるほど真面目な除雪業の男が、息子を殺されてブチ切れます。除雪車を使って悪いヤツらをやっつけるとこは、超面白い。これはメッケモンの映画です。

リーアムニーソンは、すっかり戦うオヤジになったね。セガールとかスタローンみたいに、いかにも強そうではなくて、見た目は普通のオッサンだから、「オレもマフィアと戦えるかも」と勇気を与えてくれます。

 

2/2

スキャナーズ1981年

監督デビットクローネンバーグ 出演スティーブンラック

初見(たぶん)。ハエ男の映画「ザ・フライ」のクローネンバーグの出世作。「ザ・フライ」の素晴らしさに感動した大学生のオレは、合コンで知り合った女の子(たしか東京家政大学だった)との最初のデートで「ザ・フライ」に連れて行って(つまり、オレはこの映画を2回見に行った)、ドン引きされました。「もう、吐きそうで途中で出たかった」そうです。イキがった映画青年は往々にしてこういう事をやりがちです。皆さんも気を付けて下さい。

スキャナーズ」は何故か今まで見てませんでした。いや、レンタルビデオで見たことあるのかなぁ…超能力者同士の戦いです。悪い超能力者のマイケルアイアンサイドの存在感がすごいです。この人、顔がジャックニコルソンとそっくりだよね。

 

以上。