久しぶりに更新したと思ったら、また映画かよー。という声もあるでしょうが、ちょっと最近はワケあって、あまり出歩けてないからネタがないのです。
(だったら、さっさとジムを作ればいいのに)
2/4
「恐怖の報酬」1977年
監督ウィリアムフリードキン 出演ロイシャイダー
(ほぼ)初見。子供の頃、テレビの「日曜洋画劇場」で見たと思うんだけど、全然覚えてません。
1953年のフランスの同名映画のリメイクです。「エクソシスト」「フレンチコネクション」のフリードキンが監督しました。
南米の山奥で起きた大火災を消火するためにニトロの爆風を使うことになり、火災現場までトラックでニトロを運ぶことになった4人の男のお話。
手に汗握るとは、まさにこの事です。ニトロは揺れると爆発してしまうのです。でも、山奥の道だから、雨でぬかるんでてトラックがズルズル滑っちゃうし、吊り橋は崩壊寸前でトラックの重みに耐えられるか分かんないし。もう、ハラハラの連続でキャーキャー言っちゃうわよ。
2/5
やっぱ面白いねー。オレの大好きなダンエイクロイドが脇に回ってビルマーレーを立ててるのが微笑ましい。
ビルマーレーって、この映画を見るまで知らなかったんだけど、アメリカ人のコメディアンにしては、クールでシニカルで独特なとこがいいです。向こうのコメディアンは喋りまくる人がほとんどだからね。
そして、最後のマシュマロマンのアイデアは、コメディとして最高傑作だと思います。
「ゴーストバスターズ2」1989年
パート1が面白すぎたので、この日はゴーストバスターズの二本立てです。
パート2というのは、出演者のキャラだとか物語の設定が観客にバレてしまってるので難しいですが、これはそんなハードルをものともしないぐらい、ストーリーがよく練られててすごくレベル高いです。でも、パート1ほどはヒットしなかったけど。
2/6
「エクソダス神と王」2014年
監督リドリースコット 出演クリスチャンベール
近頃、ニュースを見てると人間の悪逆非道ぶりにイライラすることばかりです。そこで、神の怒りの凄さに触れたくなり、久々にこの映画を見ました。
いわゆる、モーゼの十戒のお話です。エジプトのラメセスが、ヘブライ人を奴隷にして酷いことばかりしてるので、神様がエジプトに十の災いを起こします。
ナイルが赤く染まったり、バッタの大群が襲ったり、伝染病が大流行して子供たちがバタバタと死んでしまったりするのです。神様が本気出すとスゴイのです。
現代でも地球のあちこちで災害が起こってるけど、まだ神様は本気じゃないと思います。神様が本気を出す前に、人間は早く気付けよバカ!
2/7
「クリード・炎の宿敵」2019年
監督スティーブンケイプルJr. 出演マイケル・B・ジョーダン
初見。「ロッキー」シリーズの「その後」的な映画、「クリード」のパート2です。
パート1は、ロッキーの親友だったアポロクリードの息子を、ロッキーが一人前のボクサーに育てる話でした。このストーリーを聞いた時は、「スタローンはまだロッキーで稼ぐつもりかよー」と苦々しく思ったけど、見たらかなり面白かったです。なんというか、映画の作りがすごく丁寧なのです。そして、盛り上げるところはしっかり盛り上げるのはスタローンの上手さです。
パート2は、クリードの息子がとうとう世界チャンピオンになったと思ったら、かつてロッキーと死闘を繰り広げたイワンドラゴの息子がクリードの息子に挑戦してくるという二世対決です。
これもまたストーリーだけ聞くと、「なんだよそれ、やってらんねーな!」って思っちゃうでしょ?でも、すっげー面白いんだから見てよ!
ドルフラングレンに加え、まさかのブリジットニールセンまで出てくるんだから!
2/12
「ギャングオブニューヨーク」2002年
監督マーチンスコセッシ 出演レオナルドデカプリオ
スコセッシの最新作「アイリッシュマン」がアカデミー賞10部門ノミネートされてたのに1個も取れなかった記念に、やはり10部門ノミネートされて1個も取れなかった「ギャングオブニューヨーク」を見ることにしました。
しかし、むかしから人間は戦ってばかりだね。生存本能と言うには、あまりにも愚かだね。人間は、唯一の取り柄である脳味噌をロクなことに使ってないね。
映画としては、レオ様もキャメロンディアスも、みんな頑張ってるんだけど、オレはそんなに面白いとは思わないです。
でも、ダニエルデイルイスの演技が凄いです。あと、映画のラストに流れるU2の「The Hands that Built America」がカッコ良すぎます。長い映画なので、ずーっと早送りして、最後のU2のとこだけでもいいから見て欲しいです。
以上。