早期退職ブログ

早期退職後の暮らし。

家映画「最近見たのをまとめて」16。

うちのお店も感染対策を万全にしてきたし、夜の8時閉店も守ってるけど、なんだかんだ言っても、やっぱり「接待を伴う飲食店」って、イメージ悪いじゃない?だから、オーナーと相談して、うちのキャバクラは「接待を伴わないキャバクラ」になることにしたのよ。

そう、接待しないの。お客さんは手酌で飲むの。店の女の子たちは、お客さんとは別のテーブルで勝手に飲み食いするのよ。ソーシャルディスタンスだから。

で、女の子たちの飲み食い代は、お客さんの奢りってことにするの。接待に対する支払いじゃなくて、奢りなら問題ないでしょ?これなら、西村大臣も黒岩さんもグウの音も出ないわよ。

え、女の子とおしゃべりも出来ず、手酌で飲んで、お触りも出来ない上に奢らされるなんて、お客さんが可哀想ですって?あら、あなたたち、優しいのね。てゆーか、バカ、もともとお触りは禁止よ!でも、そうよ、それじゃお客さんが可哀想よね。だから、姉さんだって考えたわよ、愛甲石田のナンバー1キャバ嬢なんだから。

ほら、これよ、これ。糸電話。お店の中で、お客さんと女の子は糸電話を使ってお話しするの。だめよ、SNSなんか。ここをどこだと思ってるのよ。愛甲石田よ?愛甲石田じゃ、黒電話や公衆電話を使ってる人がほとんどなんだから。レトロ趣味じゃなくてリアルなんだから。

じゃ、ちょっと糸電話のテストするから、そっち持ってて。糸がピーンと張るとこまで下がって。そうそう。コップを耳に当てて聞いてみて。いい?しゃべるわよ。アー、本日ハ晴天ナリ、本日ハ晴天ナリ。アメンボ赤イナ、アイウエオ。早クオ風呂ニ入ッチャイナサイ。

 

9/24

「レディプレイヤーワン」2018年

監督スティーブンスピルバーグ、出演タイシェリダン

E.T.やインディジョーンズの頃のように、スピルバーグが撮った映画ならなんでも面白かった時代は過ぎ去りましたが、それでもスピルバーグ作品は気になってしまいます。で、観たらそれなりに面白いけど、でも、どうしても「昔の方が凄かったよなー」と思ってしまうね。この映画は、ガンダムAKIRAやバックトゥザフューチャーやら、いろんな昔のキャラが出てくるのは楽しいです。音楽もバックトゥザフューチャーのアランシルベストリが担当してるから、ますます80年代テイスト。でも、それだけだなぁ。

 

9/25

「刑事グラハム/凍りついた欲望」1988年

監督マイケルマン、出演ウィリアムピーターセン

初見(たぶん)。トマスハリスの「レクター博士」シリーズの「レッドドラゴン」が原作です。後に「羊たちの沈黙」が大ヒットしたので、「レッドドラゴン」も2002年にエドワードノートン主演で再映画化されます。そんなワケで、こちらの「刑事グラハム」では、レクター博士はほんの脇役に過ぎず、グラハムが中心のお話しになってます。だからと言って、つまらないわけではなく、刑事ドラマとしては、なかなかの出来です。ヒマな時にハナクソほじりながら見たら、「ほおー、けっこういいじゃん」ぐらいは思えます。(←誉めてるのよ)

 

10/7

「ロープ」1948年

監督アルフレッドヒッチコック、出演ジェームズスチュアート

全編ワンカットの実験的映画。自分たちの優秀さを味わいたい、いけすかない若者が「俺たち頭いいから、完全犯罪の殺人をやってみたー」というお話です。ヒッチコックにしては、ユーモアに欠けるかなーって感じ。

 

10/15

「13F」1999年

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監督ジョセフラスナック、出演グレイグビアーゴ、グレッチェンモル 

大好きな映画。VR世界に行って楽しんでた主人公が、実はリアルに住んでる自分の世界も…みたいな話。(←マトリックスやリングに似てる) 監督もキャストも「誰だ、これ」なんだけど、製作はローランドエメリッヒなのよ。「インデペンデンスデイ」の。そして、ヒロインのグレッチェンモルという女優さんが、何やら分からんけど、いいのよねー。

 

11/10

「白い恐怖」1945年

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監督アルフレッドヒッチコック、出演グレゴリーペック、イングリッドバーグマン

高校生の時、名画座で見て、すごくドキドキハラハラしました。久々に見たら、フロイトユングの心理学に傾倒し過ぎてる映画のように感じたけど、でも、悪夢のシーン(←サルバドールダリのデザイン)の美しさや、堅物だったバーグマン女医がイケメンのグレゴリーペックにメロメロになるとことか、最後の最後までグレゴリーペックがいい人なのか悪い人なのか分からないとことか、見どころ満載です。

 

12/2

「特捜部Q カルテ番号64」2018年

監督クリストファーボー、出演ニコライリーカース

初見。アマゾンプライムのオススメに出てたので見てみました。デンマークの映画です。アメリカ映画を見慣れた目には、北欧の景色は静かで不思議な感じがします。「ドラゴンタトゥーの女」もそうよね。この「カルテ番号64」はシリーズ第四弾のようです。やさぐれた刑事が昔の未解決事件を捜査するお話。ちょっとグロいシーンや痛そうなシーンが出てくるけど、ハマる映画です。

 

12/10

「特捜部Q キジ殺し」2014年

監督ミケルノルガード、出演ニコライリーカース

初見。シリーズ第二弾。カルテ64が面白かったので、別のお話も見てみました。20年前の双子惨殺事件をやさぐれ刑事が捜査します。

 

12/16

「特捜部Q Pからのメッセージ」2017年

監督ハンスペテルモランド、出演ニコライカーリース

初見。シリーズ第3弾。また見ました。海辺に流れてきたビンの中に「助けて」というメッセージが!ちなみにシリーズ第一弾の「檻の中の女」だけ、まだ見てません。

 

12/23

暴走特急1995年

監督ジェフマーフィー、出演スチーヴンセガール

この映画、もう100回ぐらい見たけど、そのたびに「♪なんでぇーこんなに面白いのかぁよー」と大泉逸郎も歌い出すぐらい面白いです。セガール映画は名セリフの宝庫で、ここでも、敵に銃で撃たれて痛がってる列車のポーター(セガールの味方)に向かって、傷口を見たセガールが「貫通してるから撃たれたうちに入らない」。カッコいいー!!

 

今回は中途半端な9本で終わりよ。まだ2020年は終わってないのよ。