安心してください。だいぶペースがゆっくりになってきました。
でも、その分、文章が長いです。なので、毎度言いますが、映画興味ない人は読んでも面白くないです。
12/21
「アンロック 陰謀のコード」2017年
監督マイケルアプテッド 出演ノオミラパス
初見。すでに、どんな映画だったか忘れてしまった。つまらなくはなかったと思うんだけどね。
12/22
「蜘蛛の巣を払う女」2018年
監督フェデ・アルバレス 出演クレアフォイ
初見。「ドラゴンタトゥーの女」シリーズだから楽しみにしてたのに、なんだか全然イマイチでした。原作の小説も「ドラゴンタトゥー」とは別の作家が書いてるらしいです。なんだよ、それー。
12/25
「ミッドナイトラン」1988年
監督マーチンブレスト 出演ロバートデニーロ
大好きな映画です。賞金稼ぎの男と、保釈中に逃亡したマフィアの会計士のロードムービー。デニーロが軽い感じで演じてて、いい感じ。相方役のチャールズグローディンがとても上手い。大学時代、車でアメリカを横断した時のような景色がたくさん出てくるのも好きな理由です。
12/27
「ハロウィン」2018年
監督デビッドゴードングリーン 出演ジェイミーリーカーティス
初見。シリーズ11本目。パート2以降の8本はなかったことにして、「第一作の正統な続編」という、ターミネーターシリーズと同じパターンのアコギな作品です。
オレが生まれて初めて見たホラー映画が「ハロウィン2(当時はブギーマンというタイトルだった)」なんだけど、それがもう、とてつもなく怖くて、映画館にいる間、ずーっと「こんなん見に来るんじゃなかったー」と半ベソ状態でした。
今回は「ハロウィン」「ハロウィン2」で主役をやったジェイミーリーカーティスが40年ぶりぐらいで復活したのが見どころです。あの頃、キャーキャー言ってブギーマンから逃げてた女の子が、立派なババアになってブギーマンと闘います。
12/31
「モリーズゲーム」2017年
監督アーロンソーキン 出演ジェシカチャスティン
初見。スキーでオリンピック代表になる寸前に怪我をしてスキーを諦めた女の人が、非合法のポーカー運営して大成功するんだけど、欲張り過ぎて逮捕されてしまいます。
展開が早くて理解出来ないとこもあったけど、かなりの面白さです。ジェシカチャスティンはどんどんいい女優さんになってくね。
1/4
「オールウェイズ三丁目の夕日」2005年
ニセコ行ってる時、NHKのBSでやってたんで、何度目か分かんないけど見てしまった。
これは泣いちゃうよね。オレはこの映画の舞台より後に生まれたけど、この映画で描く時代の空気は分かる気がします。
みんなが未来に希望を持ってたね。少しづつ出来上がっていく東京タワーにそれが象徴されてる。今は未来に希望がないね。
堀北さんが夢のように可愛いです。
1/7
「レオン」1994年
監督リュックベッソン 出演ジャンレノ
誰もが傑作って言うから、ちょっと恥ずかしいけど、でもやっぱ、傑作です。ハードボイルドとハートウォーミングが絶妙に混ざり合ってるのです。
名セリフもたくさんあるけど、オレが一番好きなのは、レオンが12歳のマチルダに「もうちょっと大人になれ」って言うと、「もう大人よ。あとは年を取っていくだけ」っていうやつです。12歳の少女がそれまでどれほど過酷な人生を送ってきたかがこの一言で分かる素晴らしい脚本です。
1/8
「評決」1982年
監督シドニールメット 出演ポールニューマン
これはむかし、渋谷文化っていう、小汚い劇場で見たね。落ちぶれた弁護士のお話なので、映画館のボロい雰囲気と合ってて、すごく記憶に残ってます。
シャーロットランプリングも美人なんだけど、腐り始めた果物みたいな中年女で、それもまた良かった。
ポールニューマンが素晴らしい演技をしたのに、アカデミー賞を取れませんでした。この年は「ガンジー」の人が取ったのです。ニューマンの初のアカデミー賞は3年後の「ハスラー2」でした。
1/9
「ブラジルから来た少年」1978年
監督フランクリンJシャフナー 出演グレゴリーペック
これ、グレゴリーペックの他、ローレンスオリビエ、ジェームズメイスンと、超名優が出てるのに、日本未公開だったのです。「すっごい面白い」という噂を聞いてたので、むかし、ゴールデン洋画劇場で放送すると知った時は大喜びでした。
ナチスの残党(ペック)がクローン技術を使って悪巧みしてるのを、ナチスハンターの老人(オリビエ)が執念で追い詰めていきます。
クローン技術って、そんな頃からあったんだーと驚きです。
1/11
「ゴッドファーザー」1972年
監督フランシスFコッポラ 出演マーロンブランド
WOWOWでやってたんで見ちゃいました。「ゴッドファーザーが好き」って言うと、女の人は「あー、男って、みんなゴッドファーザーが好きって言うよねー」みたいなことを言うのです。つーか、女の人はこの映画の面白さが分からんのかなあ。
家族を守る、組織の中で生きる、組織を動かす、っていうテーマは、男じゃなくちゃ感情移入出来ないのかねえ。今なら女の人も分かると思うんだけど。
1/12
「ゴッドファーザー2」1974年
監督フランシスFコッポラ 出演アルパチーノ
ビトーコルレオーネの若い頃をやったデニーロがあまりにも上手すぎて、アルパチーノがちょっと霞むほどです。アルパチーノももちろん凄いんだけど。
高校2年の12/27頃に冬季講習をさぼって、八重洲の名画座で「ゴッドファーザー1」と「2」を二本立てで見たことがあります。記憶が定かではないけど、さすがのオレでも、高3とか浪人の12月下旬の受験間際っていう時期に、合計6時間の映画を見たりはしないだろうから、きっと高2の冬だったのだ。
1/14
「ブリット」1968年
監督ピーターイェーツ 出演スティーブマックィーン
映画史上に残るカーチェイスで有名な映画です。マックィーンの渋さ、マスタングのカッコ良さ、ジャクリーンビセットの美しさ。
見るべき価値のある映画だけど、ヤフーとかのレビューを見ると、「最高のカーチェイス映画と聞いたので見たけど、退屈だった」とか書いてるバカがいるのです。どれだけ多くの監督が、この映画を一コマ一コマ研究して、その後に繋げていったことか。カーチェイスの原点を見れるというのも面白さなのだよ。
そういうことに思いを馳せることなく、単に今のテンポ感と比べただけで「退屈」つって片付けてしまうヤツにとっては、「2001年宇宙の旅」も退屈でしかないだろうし、夏目漱石も源氏物語もビートルズもシェイクスピアもルノアールも退屈なものでしかないのだろうな。そして、ライト兄弟のライトフライヤー号を見ても、「ボロっ」という一言で済ませるヤツなのだろうな。
とりあえず。