なに、その顔は?「また映画ー?」とか言わないの!映画やっておかないと溜まっちゃうでしょ?20本とかになったら、あなたたちだって読むのシンドイでしょ?だから、時々やっておかないと、後で大変なのはあなたたちなのよ。姉さん、あなたたちのためを思ってやってるのに、なんでわかってくれないの?!学校であんたたちが恥ずかしい思いをしないように、姉さん頑張ってるのよ?分からないの?何よ、その態度は?不良?あんた、不良になっちゃったの?そりゃ、あたしだって、たまには酔って帰ってくることもあるわよ。でも、お客さん相手の仕事なんだからしょうがないじゃない!あたしだって、好きでキャバクラで働いてるわけじゃないのよ?!酔っ払いオヤジの相手なんか楽しくないわよ!でも、頑張ってるのよ…頑張って、愛甲石田のNo.1キャバ嬢って言われるまでになったのよ。平塚のお店からスカウトだってされてるんだから。でも、いいの、愛甲石田で。だって、平塚だと帰りが遅くなっちゃうんだもん…な、泣いてなんかないわよ!…分かってくれたの?ホント??うん、ありがとう。じゃあ、お風呂入っちゃいなさい。姉さんはあんたたちの後でいいから。
2/14
「惑星ソラリス」1972年
事実上の初見。後にソダーバーグがリメイクした、そのモトとなった映画。難解過ぎて眠くなることで有名なタルコフスキー監督作品です。これまで5回チャレンジしたけど、最初の30〜40分で激しい睡魔に襲われて途中棄権してました。今回、ようやく通しで見ることが出来ました。
難解だけど、オレは原作の小説を読んだことがあるので、そこは大丈夫でした。ソラリスは生きた惑星です。宇宙は広いから、そーゆー惑星だってあるのです。ソラリスは人の心を読んで、不思議な現象を起こします。後半はすごく面白くて、引き込まれます。
「未来の地球」のシーンで東京の首都高の映像が使われてます。当時のソ連の人からしたら、ビルの間を入り組んで走る首都高は「未来」だったんだね。
2/18
監督ジェームズワン 出演ヴィンディーゼル
シリーズ7作目ぐらい。当初はヤンキー映画っぽい雰囲気だったけど、あまりにも大ヒットするので莫大な予算をかけるようになり、悪い組織から地球の平和を守る映画になりました。
この映画の撮影途中で、主役の一人であるポールウォーカーが事故死してしまいました。なので、いくつかのシーンは顔をCG合成したり、ポールの弟が代役をやってます。
映画の最後、「別れなんかない、いつも一緒だ」と言ってポールが去っていくシーンは涙がちょちょ切れます。
2/21
「アイアンマン2」2010年
監督ジョンファブロー 出演ロバートダウニーJr
「アベンジャーズ」は見たことないけど、「アイアンマン」シリーズは大好きです。アイアンマンもSFではあるけど、そこそこありそうな世界観の中で繰り広げられます。なのに、アベンジャーズは宇宙崩壊の話になっちゃってて、元々のアイアンマンとは違う次元に行ってしまってるので、そのギャップにオレが付いていけないのです。
このアイアンマン2は敵役でミッキーロークが出てきます。悲しい悪役で、バットマンに於けるペンギンみたいです。
2/26
「WANTEDO/ウォンテッド」1987年
監督ゲイリーAシャーマン 出演ルトガーハウアー
初見。ブレードランナーで有名になったルトガーハウアーは、その後、結構主役もやってます。これは賞金稼ぎのお話です。敵役はKISSのボーカル、ジーンシモンズです。まさにテロリスト顔で、なかなかの熱演であります。できれば、ジーンシモンズには火を吹いて欲しかったです。
「エマニエル夫人」1974年
監督ジュストジャカン 出演シルビアクリステル
初見。オレの小3から小4までのあだ名、「イマ○エル夫人」の元になった映画なので、いつかは見なくてはと思ってました。いわば、ルーツ探しです。これまでテレ東の「木曜洋画劇場」で何度かやってたけど、リビングのテレビで家族と一緒に見るのはためらわれ、ようやく今回の晴れの日を迎えることができました。
夫人は最初は貞操観念のしっかりした夫人だったけど、ダンナが「僕は妻を束縛しないのさ」とか言って、盛んに他の男とやることを勧めるのです。夫人は「そういうもんかしら」と思って、いろんな性的冒険をするようになります。食事中でもスカッシュしてても、すぐに裸になります。そして、男であろうと女であろうと見境なしです。
「人は愛人なしじゃ成長しない」「私にはあなたの裸が見えます」「一対一の関係はよくない。第三者の介入が必要だ」など哲学的な名言が散りばめられています。
「ひまわり」1970年
監督ヴィットリオデシーカ 出演ソフィアローレン、マルチェロマストロヤンニ
ほぼ初見。どこまでも続くひまわり畑と、ヘンリーマンシーニの音楽で有名な映画です。イタリアとソ連の合作です。合作だから、ちゃんとソ連でもロケをしてるので、そこも見どころです。
第二次大戦でダンナがソ連に出兵してしまい、戦後、何年経っても帰ってきません。生存を信じるソフィアローレンは、ダンナを探しに、なんとソ連に単身乗り込みます。当時のソ連つったら、今の北朝鮮と同じくらい未知で恐怖の世界だったはずです。行方不明になった家族を探すための強さというのは、今の北朝鮮拉致被害者の家族の人たちを見ててもすごく分かる気がします。
2/28
「トゥルーライズ」1994年
監督ジェームズキャメロン 出演アーノルドシュワルツェネガー
何回見ても面白いです。特にシュワちゃんの奥さん役のジェイミーリーカーティス(昔のハロウィンでキャーキャー言ってた女の子)が最高に笑わせてくれます。この人、「ワンダとダイヤ」とか「大逆転」でもコメディが上手かったよね。
3/3
「ワールドウォーZ」2013年
監督マークフォスター 出演ブラッドピット
コロナ騒動に触発されたから見たわけじゃないけど、感染の怖さをそれなりにうまく見せてくれます。感染が世界中に拡大して、みんながどんどんゾンビになっていくんだけど、北朝鮮の対応はスゴイです。全国民の歯を抜いてしまうことによって、感染を止めるのです(ゾンビは噛むから)。こういう時、独裁政権って、意外といいのかもねと考えさせられます。
それにしても、最後、ワクチン(?)を作るシーンは、ちょっと大雑把過ぎるわよ。
以上。