うちの茶トラ子さんは爪切りがお嫌いなんだけど、爪を切らないと毛布とかソファーに爪が引っかかってしまうので、時々、嫌がるのを無理やり押さえ込んで切ってます。
でも、あまりにも激しくのたうち回るので、だいたい、3〜4本切ったところで我々も諦めてしまいます。
まあ、それでも、なんだかんだでどうにかなっていました。
先日、奥さんがそろそろ爪切りしておくか、とネコさんの指を見たところ、「なんじゃこりゃあ!」とジーパン刑事並みに驚いたので、見たら、右手の人差し指(ネコだから猫差し指?)の爪が伸び過ぎて、肉球にちょっと突き刺さってたのです。
ネコの爪は↓のようにカーブしながら伸びて行くので、放っておくと肉球に刺さってしまいます。(画像はうちのネコさんではなく、ネットから拾ってきた)
ネコは自分で爪研ぎをしますが、それは爪のサヤを研いでるのであって、爪が短くなるわけではありません。(ちょっとは短くなるかもだけど)
また、外で暮らすネコは歩いてる間に地面に爪が擦れて自然と短くなりますが、室内飼いのネコはフローリングの上を歩く程度なので、爪が擦れるほどではないのです。
なので、定期的に爪切りをしてあげないといけないんだけど、ずっと見逃してた爪があったようなのです。
最近、あまりジャンプしなくなったのは、このせいかもしれないなぁ。気付かずに申し訳ありませんでした。
肉球に食い込む寸前だから爪切りの刃は入らないし、茶トラ子さんは大暴れして逃げようとするし、もうこれは仕方ない、動物病院で切ってもらおうということになりました。
で、久しぶりにキャリーケースに入ってもらったら、「なんだ、ここは?狭くて面白いニャ」とワクワク顔をしてました。
ところが家を出て、車に乗ったあたりから、「どういうことだニャ!出して!出して!」と大鳴きし始めました。
車で5分の動物病院に着いて、待合室にいる間も、ずーっとニャーニャー鳴いてて、とても気の毒になってしまいました。
病院に来たのは、うちに来た時に健康診断して以来だから、2年半ぶりだもんね。そりゃ不安になるよ。
(↓待合室であまりにも鳴くから、少しだけキャリーケースを開けてあげたところ)
美人女医さんに診てもらったら、「微かに肉球に食い込んでるけど、まだギリギリセーフですね。じゃあ、チャチャっと切っちゃいますね」とのこと。
やがて、奥の処置室からは茶トラ子さんの怒りに満ちた鳴き声が聞こえてきましたが、爪切りは5分ほどで終わりました。
念の為、全部の爪を切ってくれたみたいでありがたや。
これからは2週間に一回ぐらいは爪切りをした方がいいそうです。
家に帰ってからの茶トラ子さんは、しばらくは興奮が冷めずに部屋の中をあちこち走り回ってましたが、やがて疲れがどっと出たのか、10時間ほど寝続けました。
今回はギリギリセーフだったけど、これからは気をつけようと夫婦で固く誓い合いました。
ネコと暮らしてる方はお気をつけ下さい。
以上。