昨日、いつものように実家に行ったら、お袋が、「お父さんがあんたと話したいんだって」と言うのです。
親父とは丸々20年話をしていなくて、いや、オレがお袋の相手をしに実家に行くと、間違って顔を合わせちゃうことがごくたまにあったから、そういう時は「どうも」ぐらいの挨拶はしたけど、話をしたのは、ホント20年ぶりなのです。
2時間ぐらい話をしました。
で、和解した。細かいことを書いてもしょうがないから書かないけど。
お袋を葉山に住まわせることについては、「そこまで考えてもらって本当にすまない」と言われ、「いくら母子とはいえ、奥さんもいるのだから、ずっと一緒は大変だろう。たとえば一週間に三日だけ葉山暮らしをするみたいな感じでもいいぞ。あとは町田にいれば、俺が面倒みるから」と言ってくれました。
お袋も「べつに、それでも構わないよ」と。
正直、ありがたい話ではあるけど、お袋の気持ちはすぐにブレるから、しばらくは様子を見ることにする。
今まで、お袋のことが大変とは言ってもオレがすぐに動ける体制を作れたから一安心だったけど、親父のことはどうすりゃいいんだろう、というのが悩みだったのです。
でも話をすることが出来るようになったから、最悪、孤独死して白骨化状態で発見、なんてことはなくなったから良かったわ。
まあ、親父も80になって、気が弱くなったんだろうな。