ようやく免許更新の時がやってきた。
オレは人間ドックと免許更新が大好きだ。
「はい、次は○○に行ってくださーい」みたいにタライ回しされると、たまらなくゾクゾクするのだ。
しかし、免許更新は5年に一回。
オリンピックやワールドカップサッカーは4年に1度、織姫と彦星に至っては年に一回会える。
なのに免許更新は5年に一回。
なぜ、免許更新愛好者ばかりがこんなヒドイ仕打ちを受けなくてはならないのか。
前回の更新は平成30年2月(2018年)。有効期限は「平成35年」だった。
なので、令和に変わってからずっと、「今は平成何年だっけ?」と待ち続けていた。
今回も「優良(ゴールド)」ではなく、「一般(違反点数3点以下)」での更新だ。
この5年で、小さな違反を2回やってしまった。国家権力に2回も反逆するとは、なかなかの悪である。
一度は、蓼科に旅行した時の一時停止違反。
もう一回は、実家に行った際、家の前に車を停めてたら駐禁取られた。
更新は葉山警察署でも出来るけど、神奈川県民なら二俣川運転免許センターで更新すべきである。
二俣川は神奈川運転免許の最高峰だ。(東京なら鮫洲)
「免許なんか、どこで更新しても同じじゃん」と言うヤツがいるかもしれん。
そんな事だからお前は二流なのだ。常に最高を追い求めるのが真の男じゃないか。違うか?
たとえば、バーキンを買うなら、オレはパリのエルメス本店に行く。
新宿高島屋や伊勢丹のエルメスだってバーキンに違いないが、それでは満足出来ない。
ましてやメルカリで買うなんて、もってのほかだ。
パリ本店で買うバーキンには特別な何か(鮮度がいいとか大盛りになってるとか)があるはずなのだ。
とは言え、オレはバーキンには全く興味ないから、どこであろうと買わん。
そーゆーわけで、伊東に行くならハトヤ、免許更新するなら二俣川だ。
二俣川までは車で行きました。電車だと、逗子から横須賀線で横浜に行って、相鉄線に乗り換えて二股川までいき、さらにバスに乗らなくてはならない。1時間30分。
車なら横浜横須賀道路→保土ヶ谷バイパスの本村ICで降りてすぐ。30分。
↓全ての免許更新愛好者の憧れ、二俣川運転免許センター。
神奈川県の免許の総本山だけあって立派な建物だ。
しかし、税金で建てられてるのだから、華美であってははいけない。立派でありつつ、きちんと殺伐さも兼ね備えていることが重要だ。
↓ここが2階であることを教えてくれる親切さに感動。乙女、パスタに感動。
↓20分ほど並んで書類を提出し、10分並んで視力検査をやった後、また10分並んで写真撮影に臨む。
平日なので、並ぶ時間は少ない方かもしれん。
↓写真撮影が終わると、免許更新の最大の楽しみ、講習が待っている。
「優良(ゴールド)」は30分、「一般(3点以下)」は1時間、「違反運転者」は2時間の講習だ。
たくさん講習を受けたいところだが、「違反運転者」ではないので1時間しか受けられない。
ゴールド免許に憧れてはいるが、講習がたった30分というのは、いくらなんでも短か過ぎる。
今回の講習では、「あおり運転をしない」「事故の被害者や遺族の悲しみを知れ。そして、事故を起こすと自分の家族も大変なことになる」ということが中心でした。
今後も安全運転をすることをここに誓います。
↓講習が終わり、ついに新しい免許が!
さすが二俣川で発行された免許証だ。ぜんぜん違う。高級感がある。持った感触も素晴らしい。匂いもいい。
免許を受け取った後は、これまたお楽しみの、併設の食堂に行く。
ただ、二俣川の食堂はあまり殺伐としてなくて、コジャレたカフェ風だったのはいただけない。
↓映えない殺伐カレーを食べる。
これだよ、こーゆーのでいいんだよ、こーゆーので。
もそもそとカレーを食べて、心も体も満たされて家路についた。
次の更新は、なんと60歳過ぎてるよ。
それまで事故を起こさず、健康に過ごしていきたいものだ。
以上。