実家関係で忙殺されてます。
まだ両親ともしばらくは死にそうもないものの、親父は歩くのが困難になってきたし、お袋は一時期止まってたボケ具合が再び少しずつ動き出してる気がする。
さらに親父が所有してる都心のタワマンを売ることになり、オレが売却作業をさせられている。
このタワマンはバブル末期の32年前に親父が購入したのだ。
でも、親父は町田で暮らしてたから、社会人になったばかりのオレが2〜3年間、住んでたこともある。
オレが結婚してその部屋を出てからは、何年か賃貸に出したこともあるが、ここ15年ほどは妹が住んでいた。
妹が住み始めて数年後、妹は親父と大喧嘩して絶縁したくせに、何故か妹はそのままここに住み続けてた。
しかし、親父が終活作業の一環でここを売ることにしたため、妹も出て行った。
妹に部屋を空けてくれるように頼んだのはオレである。
妹はオレとも縁を絶ってたから、メールも電話も繋がらない。
したがって、お手紙でやり取りしていた。手紙ならなんとか返事をくれるから助かった。
妹とやり取りをしてるうちに、なんだかオレの事は許してくれたようで(つーか、縁を絶たれてた理由は不明なんだけど)、メールをくれるようになり、やがて妹が部屋を出て行く時には直接会うことも出来た。
10年ぶりぐらいに会った妹は、それなりにおばさんになってたけど、オレの中高年っぷりの方が激しいので、「あら、あんまり変わってないじゃん」などと言っておいた。
妹と和解(?)出来たのは良かったが、妹は親とは縁を経ったままなので、オレが一人で親の対応をしなくてはならない。
タワマンはもうすぐ売れそうな雰囲気になってきたので、そこは一安心。
ただ、今後、手続き関係は全部オレがやらねばならないから、結構頻繁に東京に行かねばならない。
なんでこんなに頑張れるかと言うと、売れたらオレにも幾らか金が入るからだ。
ずっと忘れてたけど、オレはこのマンションの1/5ぐらいの共同名義人だったのだ。
この金が入れば、オレの無職生活もさらに安泰だ。
まあ、そんなことはいい。
実家に住んでる親父が問題だ。実家は全くバリアフリーではないから、足がおぼつかなくなった親父にはかなり住みずらいはずなのだ。
なので、シニア向けの賃貸マンションをゆるゆると探し始めた。
タワマンが売れれば、そこそこの大金が転がり込むはずだから、それをシニア向けマンションの家賃にすればいい。
と思っているんだけど、親父は町田の家が好き過ぎて、引越しはしないと言う。
このまま行けるとこまで町田に住むと言う。
そんなギリギリまで行かれたら、迷惑するのはオレの方なんだと言っても、うんと言わない。
うんと言わなくても、何もしないわけにはいかないので、シニア向けマンション探しはしておかねばならない。
あと、実家を最低限のバリアフリー化していく。
とりあえず、トイレのリフォームをすることにした。
一方、お袋はおおよそ大丈夫なんだけど、ある一点において、かなりボケてる。
その一点については、オレや親父がどんなに「それは違うでしょ」と言っても譲らない。自分が正しいと思い込んでいる。
そのせいで夜中に突然「警察に行く!」と言い出したりするから、とてつもなく面倒くさい。
あー、やだ。
タワマン売れて金が入ったら、何か買おう。
じゃないと、やってられないわ。