一昨年の夏から、40年ぶりにテニススクールに通ってます。
40年だよ、40年。
この40年で宇宙はさらに膨張し、いくつもの星が生まれ、そして消えて行った。
ちなみに、何億光年輝く星にも寿命があると百恵ちゃんに教えたのはオレです。サンキューフォーエブリシング。
テニスを再開して、最初の半年は、かつて自分が出来た事が全く出来ず、悲しくて涙を流しました。
しかし、ジュニア時代のテニスをやろうとせず、今のラケットで、今の年齢に合った打ち方をすればいいんじゃないかしら?と考えるようになってからは、なんだかいい感じになってきた。
最初に入った時は、遠慮がちに初中級のクラスだった。
一年後くらいに中級になった。
そして、こないだ、コーチから、「最近すごく上達してますね!」と言われた。
そうなのだ。オレは特にこの1カ月でメチャクチャ上手くなった。
暖かくなって腰や肩の痛みがなくなってきたこともあり、オレのテニス熱はかつてない高まりを見せているのだ。
もっと上手くなりたいから、YouTubeでテニスレッスンの動画を見まくった。
そのおかげで今まで気付けなかった欠点に気付き、ぐんぐん上達したのだ。
YouTube上にはいろんなテニススクールやアカデミーのコーチが、オレレベル(中級)の素人さんに教えてる動画がたくさんある。
YouTubeで自分と同じレベルの人のフォームをじっくり見ることで、ああ、オレもあーゆー打ち方しちゃってるなー、と自分が陥ってる欠点に気付き、なるほど、あのように修正すればよいのだな、と考えられるのだ。
コーチから「イマ○さん、ほんと、急に上手くなってますよ。サーブもストロークもボレーもすごくいいですよ」と言われ、「いやあ、コーチに言われたことを守って、コーチの打ち方を真似るようにしてるだけですよ」と答えておいた。
バカ正直に、「YouTubeを見たから」などと言ってコーチを凹ませる必要はない。大人はそこらへん、気を遣えるのだ。
コーチも「ホントっすか?モチベーション上がるなあー!」って喜んでおられた。
実際、動画の素人さんを見てると、コーチが言ってたことを改めて理解出来ることが多々ある。
つまり、リアルでコーチの教えがあったからこそ、YouTubeのテニスレッスンを理解出来るのだ。
さらには、「エースをねらえ」を読み返したことも上達の理由だ。
特に、お蝶夫人の「負けることを怖がるのはおよしなさい。 それより力を出しきらないプレイをすることを恐れなさい!」というセリフがオレを強くした。
今まで、オレはゲームの最中、ポーチに出るのを怖がっていた。
ポーチに出たらサイドが大きく空いてしまって、そこに打ち込まれちゃうんじゃないかって恐れていたのだ。
でもお蝶夫人に言われて気付いた!
あたし、自分を信じてポーチに出るわ!
それにしても、竜崎麗香。
JKなのに名言を言いまくりだ。すごいね。