23年10月と11月分。ついに追いついた!18本。多いので短めに。
のつもりだったけど、結局長くなりました。
10/2
「レプタイル -蜥蜴-」(2023年)
監督グラント・シンガー、出演ベネチオ・デル・トロ
Netflixオリジナル。初見。デルトロの魅力に浸る映画。でも、意味ありげなカットが多くて、なんだかよくわかんねーなー。
10/9
「ジョン・ウィック:コンセクエンス」(2023年)@横須賀ヒューマックス
監督チャド・スタエルスキ、出演キアヌ・リーブス
初見。伝説の殺し屋ジョンウィックの第4作目にして最終作(のはず)。シリーズを経るに従い殺陣が凄くなってきました。ただ、殺陣のシーンが長過ぎるよ!オレ、殺陣の途中で寝ちゃって、目が覚めたらまだそのシーンの殺陣が続いてんだもん。
そもそも上映時間2時間49分てどうなのよ。これまでにないアクションを作ってきたことは立派だけど、やはり、これは第1作が傑作過ぎたね。
10/18
「イコライザーTHE FINAL」(2023年)@横須賀ヒューマックス
監督アントン・フークア、出演デンゼル・ワシントン
初見。シリーズ3作目にして最終作。ジョンウィックと比べて、なんという丁寧なストーリー。とても満足。
元CIAの暗殺者のデンゼルワシントンは、引退した後も悪い奴を見るとついついブチのめしたくなります。「1」ではロシアンマフィアを19秒でやっつけ、「2」ではチャラリーマンをやはり19秒でやっつけました。今作ではなんと9秒でイタリアンマフィアをやっつけます。9秒だよ9秒!ボルトが100メートル走る間にマフィアを何人もブチ殺すんだよ。すげーなー。
ダコタファニングを久しぶりに見た。シチリア島の街並みや景色も素敵です。
10/21
「バレリーナ」(2023年)
監督イ・チュンヒョン、出演チョン・ジョンソ
Netflixオリジナル。初見。やさぐれた女の子が、殺された唯一の親友のために復讐する!Netflixのドラマ「ペーパー・ハウス・コリア」で「トーキョー」役をやった女の子が主演です。主演の子は基本的に無愛想で不幸顔です。でも、この子がほんのわずかな幸せを感じて微笑むと一気に魅力的に見えるという、そーゆー不思議な演技力の女優さんです。
予告編ではすごく面白そうだったけど、映画自体はちょっと簡単に敵をやっつけすぎるかな。
この女優さんを見るなら、「ペーパーハウスコリア」の方が作品としては断然上です。
10/22
「ミリオン・マイルズ・アウェイ 遠き宇宙への旅路」(2023年)
監督アレハンドラ・マルケス、出演マイケル・ペネ
Amazonオリジナル。初見。貧しいメキシコ移民の少年がすごい情熱でNASAの宇宙飛行士になり、スペースシャトルで宇宙に行ったという実話。11回もNASAの試験に書類選考で落とされ続け、12回目は願書を自分でNASAまで持って行くの。それで合格するの。もうすぐ受験シーズンだから、受験生の皆さんも真似したらいいです。
オレはNASAモノが好きだね。あと、マイケルペネも好きだね。
11/4
「ゴーストバスターズ/アフターライフ」(2021年)
監督ジェイソン・ライトマン、出演キャリー・クーン
1回目見た時は、残念感の方が強かったけど、2度目見たら前より面白く感じた。ただ、爆発的な何かがあるわけではないのがもったいない。来年続編が公開です。楽しみ。
11/6
「ブラック・ダリア」(2006年)
初見。字幕が下手なのか?監督が悪いのか?話が分かりにくい。でも、「LAコンフィデンシャル」の原作の人だから雰囲気はいい。スカーレットヨハンソンが色っぽい。
11/7
「非常宣言」(2021年)
今年の初めに映画館で見たね。飛行機の中でバイオテロが発生!地上では刑事さんが、飛行機の中では元パイロットが頑張る!人間の弱さと醜さ。保身と気高さ。イ・ビョンホンはネプチューンの原田泰造に似てる。
11/10
「バッド・トレジャー」(2021年)
監督デヴィッド・ハックル、出演スコット・イーストウッド、メルギブ
初見。弟の死の真相を探るべく、孤島にやってきた主人公。やがて男は、第二次大戦中に隠された山下財宝を弟が発見してた事を知るのでした。
主人公は暴力の衝動を抑えられないという障害を抱えています。暴力をふるいそうになると、掛かり付けの精神科医(メルギブ)に電話して、「どうしよう、殴りたくなっちゃった」とか、いちいち相談するのが可愛らしいです。
ちょっと変な映画だけど面白かったです。
11/11
「ザ・キラー」(2023年)
Netflixオリジナル。初見。なんなのかしら。ポエティックよね。雰囲気は素敵。フィンチャーは時々よく分からん映画を作るのよね。
11/14
「ファンダンゴ」(1985年)
監督ケヴィン・レイノルズ、出演ケビン・コスナー
スピルバーグが作ったアンブリンエンターテイメントの第一作。スピルバーグの製作会社だからSFを作るかと思いきや、全く畑違いの青春映画。そしてこの映画でケビンコスナーを初めて見たのです。
公開当時はクサい青春映画だなあと思ったけど、40年近く経って再見したら、なかなかの佳作じゃない。まあ、クサいはクサいんだけど。オレが中高年になったから、ノスタルジーに弱くなったのかしら。みんな、きらきらしてるの。1970年代の青春だよ。
音楽は後に「バックトゥザフューチャー」を手掛けるアランシルベストリ。流れる曲がこれまた素敵。エルトンジョン、キャロルキング、ジャニスジョプリン、ブラインドフェイス…。
11/17
「タワーリングインフェルノ」(1974年)
監督ジョン・ギラーミン、出演ポール・ニューマン、スティーブ・マックイーン
超高層ビルで火事だ!ビルの設計士(ニューマン)と消防隊長(マックイーン)が力を合わせて火事と戦うぜ!
ポールニューマンとスティーブマックイーンという当時の大大スターのダブル主演。大スター過ぎるから、フォックスとワーナーが共同で製作したというね、それぐらい凄い。
久しぶりに見ると見応えあるよ。マックイーンが男臭くてイイ!長嶋茂雄の胸毛みたいな感じ。男なら脱毛するな!胸毛生やせ!(マックィーンは映画の中で胸毛を見せるわけではありません)
11/18
「ダビンチコード」(2006年)
キリスト教の歴史はよく分からんけど面白い。「アメリ」の子がグッと来る美女に成長してました。
11/20
「プリティリーグ」(1992年)
監督ペニー・マーシャル、出演ジーナ・デイビス、トム・ハンクス
これ、昔、レンタルビデオで見たんだよね。映画館で見るの恥ずかしくて。男が1人でプリティなんちゃら言う映画なんか見れるかっつーの。プリティウーマンはデートだったから映画館で見た。帝京短大の子と。
頑張れベアーズ的なお話かと思ってると実話ゆえの重みと感動が。脇で出てるマドンナがいい味出してます。
11/21
「ラスト・シューティスト」(1976年)
初見。ジョンウェインの遺作。老いたガンマンが自分がガンで余命幾許もないことを知り、とある町で静かに最期の時を迎えようとします。でも、有名なガンマンなので、なかなか静かに死なせてもらえません。
ジョンウェインの他、ローレンバコール、ジェームズスチュアートも出てて、まるで50年代の雰囲気の映画です。監督のドンシーゲルもそこら辺、分かった上でこういう撮り方したんだろうね。いい映画。(ちなみにダビンチコードの監督ロンハワードが少年役で出てきます)
11/26
「ペイン・ハスラーズ」(2023年)
監督デヴィッド・イェーツ、出演エミリー・ブラント
Netflixオリジナル。初見。失業したシングルマザーが製薬会社の営業ウーマンになって大成功。ところがその製薬会社は金儲けのために不正をし、彼女もそれに巻き込まれて行くのでした。
製薬会社が儲かる仕組みみたいのが分かるし、さらに医者も当然のように製薬会社とつるんでるの。闇だわ、闇。ハリウッドはこーゆーテーマを扱っていても、ちゃんと娯楽にするところが大したもんだね。オレの好きな「エリンブロコビッチ」とかもそうだけど。
11/27
「バーン・アフター・リーディング」(2008年)
監督イーサン・コーエン、ジョエル・コーエン出演ジョージ・クルーニー
初見。CIAを退職したマルコビッチが書いた暴露本の原稿を極秘文書だと勘違いした人たち。不倫する人たち。いろんな人が出てきて、てんやわんや。やがて殺人事件も起きて、もっとてんやわんや。という映画。
ジョージクルーニー以外にも、マルコビッチ、ブラピ、フランセスマクドーマンドなどなど豪華キャストです。コーエン兄弟は何度もアカデミー賞を取ってて、この映画も評価高いのかもしれんけど、オレには何が何やらという映画。
11/30
「おじいちゃんはデフゴン」(2016年)
監督・主演サモ・ハン
初見。サモハンキンポーは1998年にハリウッド進出した際に名前を「サモハン」に短くしたそうです。キンポーを取るなんて!キンポーが大事なのに!
なかなかの感動作です。子役が可愛い。
というワケで、セガールもドルフもマドンソクも見ない2ヶ月間でした。
今回の初見で一番良かったのは、「ペインハスラーズ」。またもやNetflixオリジナルだから加入してないと見るのが難しいので申し訳ないです。
その他に良かったのは、「イコライザーTHE FINAL」と「ミリオンマイルズアウェイ」(←アマプラオリジナル)。
それにしても、最近、Netflix等のサブスク「独占配信」の映画がアカデミー賞とか取っちゃうからねー。それもどうかと思うんだけどさー。やっぱ、映画は誰もが見れる環境にあって欲しい。
以上。